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華麗なるクオリティの蘭論シリーズのあらすじ

約六年前、主人公の住む星”地球”では妖怪や幽霊が存在

するものの殆どの人間には認識されない世界だった。

            しかし

1xxx年、地球の一部に突如謎の怪の闇が溶け込んだ。

その日を境に地球に存在する妖怪、幽霊などの人外は

途端に従来以上の霊力を持つようになった。

そのせいで、突如見えるようになった妖怪、幽霊(主に悪霊)は

人間に対して極端に嫌がらせをするようになる。

が、同時に人間もそれまで持ってはいたが

使い道のなかった"霊力"を使用できるようになり

​人外にも耐性がつき大事件には至らなかった。

しかし例外があり稀に元から持ち合わせている

霊力が著しく低く中級の人外は愚か

​低級なオバケすら認識出来ない人間も存在する。

彼らは地球(一部)に起きた異変すら気がつかず

世間が騒いでる事件の詳細を一切知らない。

妖怪や幽霊が嫌いな人間の場合はなんの害もない

ように思えるが彼らの霊力の低さは

人外にとっては下等生物とみなされているので

​本当は常に危機晒されているのだ。

そんな中、生まれつき霊力の高い主人公は

小学生時代から低級妖怪をいいように酷使し

楽して生きてきた。妖怪に甘やかされて育った

せいか現在非常にだらしなくなってしまった。

だが、霊感がマイナス値にある人間でも

人外側が力を使ってその姿を見せようとすれば

認識させることも出来る。

因みにこの場合はピンク髪の子が妖怪で

オレンヂ髪が霊感マイナス値人間である。

が、逆にその人外より人間のほうの霊力が高いと

その人外が想像(理想)とする姿ではなく

本来の姿で見えてしまうという惨劇もある。

この場合は主人公がピンク髪の子よりも

​霊力が高い為、本来の姿(生首)で見えてしまっているの図

人外と人間が共存するようになったことによって

従来よりオバケや幽霊という存在に

”怖い”というイメージがなくなってしまったが

それでも人外を怖がる人間は存在するので

​人外家業もどうにか成り立っている。

それまでその半数がインチキとされていた

霊を扱う職業が急激に増え始めた。

逆に人外騒動のせいで廃れた職業も多数。

主人公の友人のこの二人も若くして

退魔師(見習い)である。

人外が地球(一部)に浸透したものの

人間が想像するよりも特に何も起きなかったので

その事態も数年後には沈静化し政府の対策も

結局放置され野ざらし状態になっていた。

因みに主人公の住む日本ではなぜか東京だけは

人外が存在出来ない未知の結界が張られている。

​主人公たちが住んでいるのは東側の田舎だ。

しかーーーーーーーーーーーし!!!

突如現れた上級妖怪こと謎の吸血鬼によって

地球消滅宣告を受けてしまう主人公。

この謎の吸血鬼の正体は地球のある宇宙と

同空間に存在する星(魔界)の魔王である。

魔界の魔王の住む城にある権力を所持する者のみが

見ることを許されている魔力の秘玉に

超魔力を持つ謎の存在が地球を狙っている

事実が映し出されたのだ。​

魔王は地球の人間に知らせてあげようと

魔力を辿って地球に来たがたどり着いたのは

ごく普通の人間、主人公のもとだった。

不思議に思った魔王は興味本位で人間界に

滞在することを決定。

その魔王の妹(弟)の死神も

「地球の人間の魂がなくなると困る」

という理由で人間一時救済作戦を決行。

その妹の妹も巻き添えで人間界の

中学校に揃ってコスプレ参戦することになった。

と、いうわけで四コマに登場する主要人物の

​目的(?)はだいたいこんな感じ。

コイツらは基本的に地球が危機に晒されて

いるという事実を知っていても個人の欲求を

​満たすほうを優先するタイプの人間(人外)です。

​主人公は・・・

ただ、周囲にめんどうなヤツらが

増えただけでなんにも起きねーじゃねーか

・・・と思っている。そんな日々の中にある

どうでもいい日常を描き表しているのが

​表蘭裏論の四コマなのです。

​完

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